発症の原因 [統合失調症の基礎知識]

統合失調症がなぜ起こるのかについてはまだよく分かっていませんが、
脳の機能に障害が起こり、その働きが阻害され発症する病気であることが
明らかにされつつあります。

そして、さまざまな研究から少なくとも単一の原因から起こるのではなく、
いくつかの原因が複合的に影響して発症すると考えられています。

通常、脳の中では「神経伝達物質」という化学物質を介して、
神経細胞間でさまざまな情報が伝達されています。

しかし、この「神経伝達物質」が過剰に働いてしまうと、
情報伝達に混乱をきたしてしまい、幻覚・幻聴といった症状が
出現するのではと考えられています。

かつて、統合失調症は「遺伝する病気」、あるいは
「育て方が悪いために引き起こされる病気」などと考えられていた時期
もありましたが、現在ではこれらの仮説は退けられています。

確かに遺伝的要因や育った環境は発症に関与しますが、
あくまでも発症の誘因のひとつにすぎません。



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